メスプコーポレーション  コンセプト


当社は1984年に創業しました。 当時すでに、自治体と医師会による各種がん検診が実施されていましたが、開始15年を経過して受診率は10%前後に低迷し、そのアップが課題となっていました。 当社は、検査物の自己採取という手段を用いて、在宅のまま検査を受ける方法で、受診率の向上に寄与する事を目的に出発した検査所です。
 
自己採取・郵送検診という方法には、当時はまだ疑義を挟む向きもありましたが、その疑義には精度アップの努力で対応すべきであり、将来的には医療技術の進歩・革新により対象となる疾患が必ず拡大するという信念を持って、現在まで努力を重ねてきました。 そして実際に、自己採取・郵送検診の採用によって受診率が3倍以上にアップしたという実績があり、疾患、特にがんの早期発見に寄与し得たという自負を持っております。
 
現在、技術開発により、自己採取・郵送検診の対象検査物は血液・唾液その他にも拡大しており、歯周病、糖尿病、高脂血症等の生活習慣病の早期発見・リスク管理も可能です。 遺伝子検査等の進歩で、個々の個人が罹患し易い疾患の予測が可能になり、早期からの疾患予防に貢献できるようになると考えております。
 
また当社では、疾患の早期発見・管理はもちろん重要ですが、疾患がないこと、即ち安心の提供も重要な使命の1つだと考えており、検査後のアドバイス、それも受診された方個々の事情に即したアドバイスが重要だと考えております。 今後とも努力を重ねてまいる所存です。
2014年10月
古玉 宏