予防医学とは

主な死因別数の割合
厚生労働省:平成27年度 人口動態統計
 
いつまでもすこやかに長生きするために、予防医学が最も重要であるといわれています。 特に総死亡の3割を占めるがんにおいては、その予防についてさまざまな場所で論じられています。
 
がんの予防には、がんにならないために禁煙、食生活の改善などの生活習慣を見直して予防する「一次予防」と、早期発見・早期治療することにより、がんの死亡を防ぐ「二次予防」、さらに「三次予防」としてリハビリテーションなどによりがん患者の後遺症の予防を目的としたものがあります。
 
「二次予防」であるがん検診の有効性(死亡率減少効果)は、主に症例対照研究により評価されており、胃がん検診で40-60%、子宮頸がん検診で80%程度、大腸がん検診で60%程度の死亡率減少効果が証明されています(がん検診の有効性評価に関する研究班)。
従来、低いとされていた肺がん検診の効果も高い地域で40-60%あり、十分な精度管理のもとに適切に行われた場合には、効果が期待できることが示されてます。
 
厚生省が掲げる新世紀の道標となる健康施策「健康日本21」でもがん検診を強力に推し進めています。
 
メスプ・コーポレーションでは、予防医学の観点からさまざまな取り組みを行っています。