がんや疾患の豆知識

大腸がん検査のススメ

2016年に大腸がんはトップに!

1981年以来、がんは心疾患・脳血管疾患などをおさえて、ずっと日本人の死因第1位です。 そのがんの中でも、大腸がんの患者数は近年急激に増えており、2016年には胃がんを追い抜いてトップになりました。
これは欧米化した食事(高タンパク・高脂肪・低食物繊維)を続ける生活習慣が原因といわれています。 

 

 

以前は圧倒的に高かった胃がんの死亡数が低下しているのに対し、大腸がんの死亡数は増え続けています。
これらを減らすためには、定期的に検査を受けることで早めに見つけて、早めに治療することです。
 
 
早く見つかれば、大腸がんはかなりの確率で治ります。逆に見つけるのが遅くなってがんが進行してしまうと、治る確率はどんどん下がってしまいます。つまり、早ければ早いほど大腸がんの治るチャンスは高くなるのです。
 
 

自覚症状がなくても、まず検査

大腸がんははっきりとした自覚症状がない場合がほとんどです。
ですから、血便、腹痛、便が細くなるなどの症状を感じた時にはかなり進んでいるがんの可能性もありますので、直ちに検査してください。
大腸がんは自覚症状がないうちから、早めに定期的な検査を受けることが大切なのです。